【S10最終657位/1923】スカーフパオ軸カバツツミ【ポケモンsv】

つかっちゃんです。

DLCもあり忙しかったS10皆さんお疲れ様でした。

構築経緯

レギュD環境で勝つには「ディンカイサフゴパオカミウーラ系統」通称BIG6に対して回答を用意しておく必要があった。前期結果を残した方の記事の中でも書いてあったがBIG6はサーフゴーを除いてフェアリーの通りが良いので軸として雑に初手に置いて警戒されにくいフェアリーテラススカーフパオジアンを採用。このポケモンはシーズン9でもエースとして使っており手応えを感じていたが取り巻きを固めることができずにいた。今季はパオを活かせるポケモンを探すところから始めた。

前期試した並びではパオ＋ヘイラッシャ＋ヒードランorジバコイルというような、パオ＋物理受け＋特殊受けという形をとっていた。ただヘイラッシャがたまにくるやらしいカイリュー（特殊、渦アンコ、身代わり）に隙を見せ展開が不利になる場面が多く、ドランとジバコは地面4倍という弱点が立ち回りを窮屈にさせてストレスを感じる場面が多かった。そこで流行っている電磁波展開にも強く物理と特殊に対して回復の実も含めある程度受けることができ起点回避能力もありパオが苦手なブエナハバタクカミを後出しから流すことができるHDカバルドンを採用。カバルドンが浮いてるポケモンに隙を見せる事からそれを咎める為に選出画面から牽制できるブエナテツノツツミを採用。テツノツツミはパーティにいるだけで相手にアンコールのプレッシャーを与えることができるのがえらい。この3体が基本選出となる。

　　

この3体で大体のポケモンに対して戦えたがどうしても勝てないのがDLC後強化されたゴリランダーであった。威力55に修正されたグラススライダーであるが、剣舞を積まれるとAボタン連打してるだけで基本選出は吹き飛ぶことがわかったのでグラスラに対して後投げができるように他の物理直接攻撃をしてくる相手に対して汎用性があるゴツメカイリューを採用。と同時にこの型のカイリューと相性の良いメガネサーフゴーも採用。このニコイチについてはレート対戦をやってる人なら十分強さを理解していると思うので説明は省かせていただきます。

最後に余った1枠は受け系統や塩に対してやれるポケモンを入れたいと考え探していたところ、見た目は「対面で殴り合います」って顔しながら宿木や身代わりに加えアンコールといった補助技をたくさん覚えるDLCの目玉オーガポンを採用し構築が完成した。受け系統以外に選出して腐らないように頑丈を盾に1発殴って裏の圏内に入れることができる岩ポンにした。

単体解説

パオジアン

テラスタイプ：フェアリー
性　格：いじっぱり
特　性：災いのつるぎ
努力値：H92.A252.B4.D4.S156
持ち物：こだわりスカーフ
技構成：つららおとし / 噛み砕く/ 聖なる剣 / テラバースト

〈調整〉

S…準速ゲッコウガ抜き

余り耐久

破壊神1号。持ち物固定のオーガポンを確実に上から殴れるスカーフ持ちの需要が高まり、その代表的なポケモンとして水ウーラオスやランドロスが多く環境に存在していた。それらをさらに上から殴れることがこのポケモンの強み。理想は初手置きして一体持っていき、カバとツツミで一貫を作ってこいつで締めて勝つ。

調整はしざよさんが動画で紹介していたものです。

https://youtu.be/0loHBSgxJhQ?si=Z0bnXdhbw-zisiUH

カバルドン

テラスタイプ：はがね
性　格：腕白
特　性：すなおこし
努力値：HD252.S4
持ち物：オボンのみ
技構成：じしん / ふきとばし/ あくび / ステルスロック

〈調整〉

普通のHDカバ

ステルスロックや砂のスリップダメージに加えあくびや吹き飛ばしでの流し性能が強い。これにつきる。当初は水テラスで使っていたがオーガポンのウッドホーンで回復されるのを防ぐために鋼に変更した。1発耐えて殴ることにより岩ポンの頑丈を破壊するのに役立った。

テツノツツミ

テラスタイプ：水
性　格：臆病
特　性：クォークチャージ
努力値：CS252.B4
持ち物：ブーストエナジー
技構成：ハイドロポンプ / フリーズドライ/ アンコール / 身代わり

〈調整〉

普通のCSツツミ

破壊神2号。ただしドロポンをあてれば。

今作最強技であるアンコールを高速で打てるというだけでも相手に選出画面でプレッシャーをかけ、立ち回りにも影響を与えるポケモン。パオカバツツミの並びはシーズン5で結果を残した破滅さん（パオはこだわり鉢巻）が使っており、自分もこの並びは気に入っており参考にさせて頂いた。実際この環境でもかなりやれた。

初めての19チャレで2連でドロポンを外した時は頭を抱えたが、信じて使い続け大事なとこで当ててくれたので良しとします。

カイリュー

テラスタイプ：ノーマル
性　格：いじっぱり
特　性：マルチスケイル
努力値：H244.A252.B4.D4.S4
持ち物：ゴツゴツメット
技構成：じしん / しんそく/ アンコール / はねやすめ

〈調整〉

H…羽休めの回復力意識の最大値

A…ぶっぱ

第2のアンコールの悪魔。当初は鉢巻飛行テラバ型で使っていたがグラスラゴリラに基本選出が弱すぎる為急遽ゴツメ枠で採用。普通に強いHAカイリュー。

サーフゴー

テラスタイプ：ひこう
性　格：ひかえめ
特　性：黄金の体
努力値：H72.B4.C148.D32.S252
持ち物：こだわりメガネ
技構成：ゴールドラッシュ/ シャドーボール/ 10まんボルト / きあいだま

〈調整〉

HD…ハバタクカミのメガネ特化ムンフォ2耐え

S…ぶっぱ

C…あまり

カイリューサーフゴーと投げた時に、ハバタクカミに対して後投げが効くようにメガネ特化ムンフォースを2耐えする調整…をどっかの誰かの記事か何かから盗んできたがどこで見たものかは覚えていない、すいません。でも強かった。

オーガポン（岩）

テラスタイプ：岩
性　格：ようき
特　性：おもかげやどし
努力値：H252.A4.B36.D4.S212

持ち物：いしずえのめん
技構成：つたこんぼう / はたき落とす/ やどりぎのため/ みがわり

〈調整〉

HB…特化水ラオスの水流連打＋アクジェ耐え

S…余り

受け＋キョジオーン対策枠。隠密マントなどの露骨な対策はおしゃれじゃないので、対面で殴りあいしてきそうな見た目かつ補助技に優れている為採用。当初HBに特化させて使っていたがSが遅いのが気になり調整し、最低限の耐久は維持。完全に受けに特化させるのではなく対面でも殴れる性能も欲しかったのでタイプ一致のつたこんぼうとサーフゴーへの打点となるはたき落とすを採用。出した試合は活躍してくれた。キョジオーンに困っている人がいたら是非使ってほしい。

カバと組み合わせてDを上げるおしゃれプレイをしたかったが、カバが頑張る為オーガポンが場に出るころには砂が枯れていることが多かった。なかなか思った通りにはことは進まなかった。

基本選出

パオジアン＋カバルドン＋テツノツツミ

8割これで投げていました。あとの2割についてはこの構築で苦手なゴリランダー展開の際に裏からカイリューを出したりして誤魔化していました。

結果

30.1日が仕事だった為29日で撤退となりましたが初のレート1900越え、初の最終順位3桁に残れました。

3期連続で最終盤でレートを溶かし続けて悔しい思いをしてきましたが、仕事と育児の間で粘り強く取り組んだかいがありました。

次はレート2000を目指すぞー！！！！